1. オスグッド・シュラッター病が起きる成長期の仕組み
10〜15歳前後の成長期は、骨が急激に伸長する一方で、筋肉や腱の柔軟性は遅れて発達します。
バレーボールのジャンプや急停止により、大腿直筋(太ももの前側の筋肉)がすねの骨(脛骨粗面)を強く引っ張り続けることで、まだ柔らかい軟骨部分が剥離しかけ、骨がボコッと出っ張って激痛が走ります。
2. 猫背と骨盤後傾がオスグッドを引き起こす理由
普段からスマホやゲームで姿勢が崩れ、骨盤が後ろに倒れている(骨盤後傾・猫背)選手は、立っているだけでも太ももの前側に体重がかかり続けています。
この姿勢のまま激しい部活動を行うと、膝下にかかる牽引力は常に限界値を超えてしまいます。**膝だけでなく「骨盤を起こす姿勢づくり」が根本治療の第一歩**です。
3. お風呂上がりに実践!太もも前と腸腰筋のストレッチ
- **片膝立ちの股関節前面(腸腰筋)ストレッチ**
- **横向きでの太もも前(大腿四頭筋)ストレッチ**
4. 保護者様ができるサポートと声かけのコツ
お子様は「試合に出たいから」「レギュラーから外されたくないから」と痛みを隠しがちです。「痛いときは無理せず言っていいんだよ」と伝え、日頃からアイシングやストレッチの環境を整えてあげることが、将来の大きな故障を防ぐ最大のサポートになります。